変化なし 水抜き検査2日目

病院に行くと、母はことのほか元気に、お向かいの患者さんとお話をしていた。
 端で聞いたらお互いチンプンカンプンな話をしているので、キャッチボールと言うより、大暴騰の投げ合いの様である。 
でも最後は「そうじゃねー」というふうで、会話がまとまるのが何とも不思議である。

「今日ね、○○のみんな(母方の親戚一同)が来てくれたんよ。」

 まだ面会は家族のみである。

「家の炊き込みご飯は、ありゃーたべたんね? おねえさん(看護婦さん)たべたん?」

 炊き込みご飯は年末に作ったメニューである。

「同窓会の話はどうなったんの? (病室の患者さん全員と看護婦さんに)みなさんなんか聞いとってですか?」

 どうやら、病室のみんなが同級生に見えるらしい。

「かかりつけの胃腸科に朝の5時に行って、おとうさんとあんたの順番とって来といたけーね」

 入院していても、私たちの事が心配なようである。

今宇宙のどの辺をさまよっているんだろうか?

それとも、目を開けたまま夢を見続けているんだろうか?

時折見せてくれる母の笑顔が何よりの救いだ。

こんな母に毎回会いに来てくれる、元妻に感謝している。
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by ofukuro-uchujin | 2006-02-02 21:16 | 経過報告
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